ITエンジニアの4つのタイプとアプローチ

利用するフレームワーク

  • タイプ分けするために、4象限のフレームワークを使う
  • 横軸にデジタル・ITを知っているかどうか?
    IT業界にいただけで、実は全然知らないという人は多い
    ※個人的にITエンジニアとは言わず、ITスタッフと呼んでいる
  • 縦軸には、そもそも仕事ができるか?できないのか?
    働いた対価でお金をもらうわけだが、「仕事ができない」ということはデジタル・ITの知識あるなしに関係なく重視するべき
  • IT業界では、仕事ができなくてデジタル・ITを知っているだけで、そこそこの給料をもらいながら「問題」という名の時限爆弾を置きまくっている人は多い
    ※個人的にヤブITエンジニア・偽物と呼んでいる
  • 結論から言うと、避けるべきはD(仕事ができないのに、デジタル・ITを知っている人)
  • 仕事とは、何かしら目的があってそれを達成するために行うのだが、このDの人たちはそれを無視して「自分のやりたいこと」が優先されるため。話をややこしくするのは、それがITに詳しくない人たちにはわかりにくいと言うこと

A:仕事できる+デジタル・IT知らない

【概要】仕事はできる、デジタル・ITを知らないだけ

【仕事】その人にあった難易度の仕事をアサイン

【注意点】モチベーションの低下、活躍の場の戦略的な創出

【アプローチ】チーム内で活躍できる領域を早い段階で見つけ、小さな成功体験を積ませる

B:仕事できる+デジタル・IT知っている

【概要】貴重な存在

【仕事】リーダー

【注意点】問題発生時のフォロー

【アプローチ】成長・育成・フィードバック

C:仕事できない+デジタル・IT知らない

【概要】ITスタッフ(IT業界での事務員)

【仕事】誰でもできる仕事・事務処理

【注意点】給与が高い人の場合、腐ったリンゴとなり悪い伝播が発生する可能性あり

【アプローチ】単純な定型作業・難易度の低い仕事

D:仕事できない+デジタル・IT知っている

【概要】できればチームに入れない

【仕事】万が一チームメンバーの場合は仕事させない、もしくはどうでもよい仕事

【注意点】深刻なトラブルを起こす可能性が異常に高い

【アプローチ】プライドを傷つけないように

【補足】トラブル処理に周りの人間の膨大な労力を使うことになるのがさらに厄介

まとめ

  • 注意するべきはCの仕事ができないのにデジタル・ITを知っている人
    ・Cの人がやっているのは情弱ビジネスと思って良い
    ・百回に一回は言っていることが当たってたりするので厄介
    ・自分の身を守ることには長けているため、コミュニケーションには注意
    ・デジタル・ITの知識は、思い込みや正しく理解していない場合が多い
    ・思い込みや正しい理解ではないことを周囲に証明するのに労力がかかるので厄介
    ・重要な仕事を任せた場合、多くの時限爆弾を設置するので要注意
    ・チームに入れないのが一番、チームメンバーの場合は交代が基本戦略