デジタル・ITの得意なこと

注)AIを考慮すると話がややこしくなる+発展途上中なので除く

おさえるべき6つのこと

繰り返し

決められたことを確実に繰り返す
全くおなじことを間違いなく

記憶

ずっと記憶する
消すまで残る

定期実行

決められた時間にうごく
絶対に遅れないし先走りもない

24/365

24時間365日うごく
疲れないし嫌にならない

複製

まったく同じものが作れる
しかも瞬時に

検索

すぐ探せる
どんなに大量なデータでも

なぜ抑える必要があるのか?

デジタル・ITの得意なことを理解していないといろいろと問題になる

  1. コスト
    とにかくかかるお金がどんどんふえる
    イニシャルもランニングも
  2. 品質
    複雑になりバグ大量発生
  3. 使わなくなる
    使うにあたり制約・前提が増え、使いにくくなる
    稼働後に「思ったより使えない」はあるある

猛烈に不得意なこと・できないこと

多くの人はこれを理解していない
デジタル・ITに過剰な期待をしている証拠

プログラミングされていないこと

AIが出てきて、余計なんでもできると思っている人多し
決められたことしかできません

動くための条件が多い

この場合はこう、この場合はこう、でもこの場合はこうってやつが多すぎる場合、プログラムが複雑になる
一生に一回しか起きないことをやらせるのも同じ

人間のような判断

あいまい・感覚・総合的に判断など
基本は1+1=2です

たぶん永遠に続くであろう典型的なNG

クラウドや技術の進化でデジタル・ITが手軽に使えるようになればなるほど

  • 全部をデジタル・ITでやる、やろうとする
    RPAあるある
  • 100万回に一回しかないようなことをデジタル・ITでやる
    お金がもったい
  • 考えるのが大変だからデジタル・ITにやらせる
    やらせるには「考え」を可視化・整理する必要ある
    それが整理できなければ、デジタル化・IT化はできません